ブレーカーとわたくし

osamus2006-03-17

(右の画像を拡大)
泡銭が入ったので以前から念願だったUPS(APC ES 725(BE725J))を買いました。ヨドバシで22,000円。
ウチの電気契約は40Aに上げたのですが、電子レンジとか食器洗い機とか洗濯機の乾燥機能とか同時につかうとさすがに落ちます。で、これは気をつけていたんですが、メインのブレーカの次の小さいブレーカーはリビングダイニングと寝室が同じ系統になっているため、サーバを寝室に持ってきたせいで電源関係が集中して今度はアイロンとかホットプレートとか電気ストーブとか、えーと電熱系を組み合わせて使うと小さいほうのブレーカーが落ちます。落ちるのは仕方ないとして、サーバも電源が落ちてしまってHDDとかが逝っちゃうと怖いので無停電電源を導入することにしました。
導入するからには、停電後にマシンを自動的にシャットダウンして欲しい訳ですが、ほとんどのメーカの低価格UPSWindows(とMac)にしか正式対応してないみたい。そんななかで老舗のAPCにはフリーのapcupsdとかupsd.plとかがあってFreeBSDにも対応、うまくいけばether経由でWindowsクライアントもシャットダウンできるみたい。
機種はいろいろ悩みましたが、候補はCS 350とES 500を考えていました。価格はどちらも1万円台半ばですが、ESはUPSのステータス(電圧とか)を細かく出力できない分、容量が大きくてTVアンテナのサージプロテクトと電話回線と排他でetherのサージプロテクトにも対応しています(ま、多分サージプロテクトは使わないですが)。最近のAPCの低価格UPSはマシンとの通信にシリアルではなくUSBを使うようになってまして、専用ケーブルが同梱されています。もちろんapcupsdはUSBにも対応しています。で、ヨドバシへ買いにいったのですが、PC2台分ということで店でつい魔がさしてES725Jを買ってしまいました。梱包重量8.2Kgを持って帰るのは辛かった。。。
で、UPS本体の初期充電(16時間)中にソフトウエアのセットアップ。まずはAPCのUSB仕様(ugenを使う)に合わせて、カーネルコンフィグでuhidをコメントアウト。セキュリティアップデートもしていなかったので、カスタムカーネルのインストールは週末かな。あとはportsからapcupsdをUSBとCGIを選択してmake。最新は3.12.2ですが、portsのは3.10.18_1みたい。次に/use/local/etc/apcupsd/apcupsd.confを修正。マシン再起動時に自動的に立ち上がるように/usr/local/etc/rc.d/apcupsd.sh.sampleを同じディレクトリのapcupsd.shにコピー。
次にapcupsdからWin32版をクライアントにインストール。一応サーバと同じ3.10.18にしておきます。このバージョンはGUIインストールに対応していない(最新版はしてる)ので、tar.gzを展開。コンパイル済みバイナリを使う場合はこれは必ずc:\直下に展開する必要があります。で、同じくc:\apcupsd\etc\apcupsd\apcupsd.confを修正。
と昨日はここまでやりました。あとの試行錯誤は週末かな。