UPSとわたくし

昨日の続き。
マズは、コンパイルしておいた4.11-RELEASE-p15をインストール。ライブラリのインストールでエラーとなりちょっとビビりましたが、kern_securelevelの変更を忘れてたせいでした。でさっそくuhidをコメントアウトしたカーネルをインストール。電源は壁からとったままにしてUPSのUSBケーブルをマシンにつないでおもむろにUPS電源ケーブルを引っこ抜くときちんとwallメッセージが表示されました。成功成功。1分後にシャットダウンが始まりました。が、halt表示のまま電源が切れない。このままだとUPSのバッテリを使い果たしてしまうので、このへんを参考にさせてもらって/boot/kernel.confを新規作成してrc.conf修正後、再起動。*1上手くいきました。
あとはwwwのドキュメントルート下からcgiプログラムにシンボリックリンクを張って、Webからステータス確認できるように。
次はWindowsクライアント。昨日ファイル展開までやっているので、setup.batで最終セットアップ実行。うーむ、うまくmaster(FreeBSDサーバ)と通信できないため、サービスの起動に失敗します。あちこちのドキュメントによると、Master/Slave設定は次のバージョンでなくなるそうなので、NIS(いわゆるSunのじゃなくてapcupsd独自のもの)ベースに変更したらあっさりと成功。タスクトレイにコンセントマークが表示され、そこからサーバ経由でUPSのステータスも確認できるようになりました。シャットダウンも問題なし。
こうなってくると来月の停電が今から楽しみになってきました。一応サーバとクライアントの設定ファイルを以下に。
サーバ(FreeBSD)

> grep -v ^# /usr/local/etc/apcupsd/apcupsd.conf
UPSCABLE usb
UPSTYPE usb
DEVICE
LOCKFILE /var/spool/lock
ONBATTERYDELAY 6
BATTERYLEVEL 5
MINUTES 3
TIMEOUT 60
ANNOY 300
ANNOYDELAY 60
NOLOGON disable
KILLDELAY 0
NETSERVER on
NISIP 0.0.0.0
NISPORT 3551
EVENTSFILE /var/log/apcupsd.events
EVENTSFILEMAX 10
UPSCLASS standalone
UPSMODE disable
NETTIME 60
NETPORT 6666
STATTIME 0
STATFILE /var/log/apcupsd.status
LOGSTATS off
DATATIME 0

クライアント(WindowsXP SP2)

UPSCABLE ether
UPSTYPE net
DEVICE 192.168.11.4:3551
LOCKFILE /apcupsd/etc/apcupsd
ONBATTERYDELAY 6
BATTERYLEVEL 5
MINUTES 3
TIMEOUT 60
ANNOY 300
ANNOYDELAY 60
NOLOGON disable
KILLDELAY 0
NETSERVER off
NISIP 0.0.0.0
NISPORT 3551
EVENTSFILE /apcupsd/etc/apcupsd/apcupsd.events
EVENTSFILEMAX 10
UPSCLASS standalone
UPSMODE disable
NETTIME 60
STATTIME 0
STATFILE /apcupsd/etc/apcupsd/apcupsd.status
LOGSTATS off
DATATIME 0

*1:shutdown後、UPSが自分で電源を落とします。再通電後自動で立ち上がるためにもhalt状態で止まったほうが都合がいいです。