電子工作とわたくし

LED→CCFL化回路

(右の画像を拡大)
ascii.jp アキバを見ていたら、PCのHDDアクセスLEDを電球化する記事が載っていました。そういえばウチのPCケースは前面がメッシュなのでHDDのアクセスランプが良く見えません。ウチのPCはネタPCにすることに決めているのでやってみたくなりましたが、電球はヤなので以前入れたCCFL管を電球の代わりに光らせられないか、というのを考えてみました。
要はLEDを駆動している信号でCCFL管(12V)をon/offできればいいわけですが、もちろん双方の電圧は違うので直接つなぐわけにはいきません。「教えてえらい人」してみたところ、フォトMOSリレーを使えばなんとかいけそうなので、早速アキバに材料を仕入れに行ってきました。フォトMOSリレーはほとんどが出力側0.5Aぐらいしか扱えないんですが、出来れば1Aぐらいの容量は欲しいところ。本当は松下のAQY211EHを入手したかったんですが、マイナーな石らしく、アキバ中のパーツ屋をみても置いてありません。店頭で各社のデータブックとにらめっこをして比較的入手しやすそうなAQV251(600円ぐらい)を使うことにしました(東芝TLP597A/592AオムロンG3VM-61B1も使えるはず)。このリレーは6Pで0.5A出力ですが、出力側の4番と6番をつなぐ(C接続)ことで1Aまで扱えるようです。AQV251なら通販でも入手できそう。
回路図最初、マザーボードからLEDへの電圧を3Vと勘違いしていたので入力側の抵抗値を330Ωにしてしまいましたが、接続のときに計ったら5Vありました(考えてみればTTLレベルじゃないほうが変か)。これだとAQV251の内部のLEDに10mA以上流れてしまうので寿命が心配ですが、一応ソケットでつけてるのでまぁいいか。本当はフォトMOSリレーの抵抗は750Ωでいいはず。ケースのHDDアクセスLEDにつなぐ抵抗は330ΩのままでOK。

シコシコと半田づけして完成。接続したところHDDアクセスがあるとバッチリ(死語)CCFL管が点滅します。M/Bのネットワークコネクタの所のLEDからも取ってネットワークアクセスのランプもつけようかと思って2チャンネル構成にしてみましたが、EMI対策のためかガッチリプレートで覆われていたので信号を取り出せませんでした。
しかし、今回一番気になったのはアキバのパーツ屋が減ってることでした。